上映の意図・目的

なぜ私がなぜ映画を観たいと思うに至ったのか?

正直な話を申しますと、私はただただこの映画を観たい!
という気持ちから安易に自主上映をやろうと言い始めました。
でも、いざ色々と調べ始めると映画を
上映するという事の大変さを痛感しています。
場所1つ借りるにしても問題点があり過ぎて当たり前なのですが、
とてもじゃないけど1人では抱えきれない話です。
そして私は話下手、頭だって良く回る方じゃない。
恥ずかしい話ですが、計算だって苦手です。
そんな私なのにどうしても自主上映をやりたくなってしまったのは
なぜ東村山で自主上映したいのか?で書いた通りなのですが、
ここではどうしても自主上映してまででも
観たいと思った理由を書きます。

私は第一子である娘を授かる前に一度、稽留流産しています。
ずっと授かりたいと思っていてやっと授かった命だったので、
お腹の赤ちゃんの心臓が動いていないと診断された時は
それはそれは毎日のように泣いて過ごしていました。
インターネットで流産について調べては泣き、思い出しては泣き、
タイミング悪く友人が妊娠したという話を聞いては泣き・・・。
でも、そんな私の事を気にかけ
励ましてくれた友人がたくさんいました。
そして流産の経験をしている女性の多さを
知ったのもこの時でした。
私の友人の中にもたくさんいました。
そんな流産を経験した友人の中の1人からの言葉が私の気持ちを
少し上向きにさせてくれたように思います。


『これからの毎日の中で段々と亡くなった赤ちゃんの事を
思い出す日が少なくなってくると思う。
でもそれは当たり前なんだけど、たまにで良いから
その赤ちゃんの事を思い出してあげてね。
それがその赤ちゃんにとって物凄く嬉しい事なんだって。』


こんな風に言われました。
その時は赤ちゃんの事を忘れてしまうという自分というのが
情けなくて泣けてしまったけれど、
やっぱり私にも当たり前の日常は戻ってきてしまいました。
ふとした時に
『そうか、これが思い出さなくなる日々』なのかと思いました。
そしてこんな時に赤ちゃんを思ってあげる事、
あなたも私の大事な子供なんだよと
思ってあげる事が大事なんだとわかりました。

この『うまれる』という映画にも誕生死という経験をした
ご夫婦が出てくるそうです。
私の所にも産まれてこられなかった子がいるだけに
このご夫婦のお気持ちを考えると胸が痛くなります。
私はこの映画を観る事でもう一度、産まれて来れなかった子が
どうして私を選んできたのだろうかという事を
考えてみたいと思っています。

そして今、いる2人の子供達の事。
娘は2歳9ヶ月、息子は0歳6ヶ月です。(2012年4月10日現在)
娘はいわゆるイヤイヤ期、何でも自分でやりたいという自我が芽生え、
話す言葉も増えて手を焼く毎日です。
そして息子は寝返りを覚えこれから益々、
目が離せない時期に突入しています。

息子が産まれて里帰り先の実家から東村山に帰ってきて
少し経った頃、今思い返したらどうしてそんな事を
してしまったんだろうと思う事がありました。
娘がいつものイヤイヤで私を困らせ、私は物凄く娘を叱ったのです。
私は叱っても叱っても怒りがおさまる事がなく
娘と喧嘩状態にまでなってしまいました。
私はもう娘が謝るまで絶対、許さない!
と思って娘を無視してしまったのです。
お昼寝から起きてからもそれは続きました。
娘はお昼寝から起きてしばらくした時、
物凄く泣いたのですがそれも無視。
そして何がキッカケだったか忘れてしまったのですが、
娘と再び話した時になんと、娘はトイレに行きたかったのに私に言えず
我慢した結果、漏らしてしまっていたのです。
私はそれに気付かずに数時間放置してしまっていたのです。
お昼寝から起きてすぐに物凄く泣いたのはそのせいでした。

いくら悪い事をしたからといって親として無視して
喧嘩状態はいけなかったです。
ましてやトイレを我慢させてしまうなんて最低の事をしてしまいました。
その時の娘の泣き顔が今でも忘れられません。
もう2度とあんな顔をさせては絶対にいけないと思いました。

そんな娘、そしてこれからもっともっと手を焼かせるであろう息子が
私の所に産まれて来てくれた事への感謝の気持ち、
決して忘れてはいけないのです。
この映画を観る事で再確認できるのではと期待しています。


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なぜ東村山で自主上映したいのか?

私は映画を観る為にインターネットの映画公式サイトを見ました。
すると2年以上前に公開された映画なので当たり前なのですが、
いわゆる映画館での劇場公開は終了していました。
その代わりに自主上映という方法を使って
一般公開がされ続けている事を知りました。
そして当面、DVD化などの予定もないとの事でした。
何故、こんな方法を取っているのか?
製作サイドの思いはこのように書かれています。
(以下、映画公式サイト 自主上映会 概要ページより抜粋)

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私たちがDVD化ではなく地域の上映会にこだわりたかったのは、
映画の上映をする事によって、地域の人々がつながるのでは、
絆が生まれるのでは、と期待しているからです。

ご自宅でDVDをご覧いただくのも良いのですが、地域で上映会を開催しますと、
これまで名前や顔は知っていたものの話をした事がなかった、という人々が、
映画によってつながり始めます。

上映会を開催していただくにあたって大切なのは、
「地域を超える」という点にあります。

普段お付き合いしている人たちの枠を超えて、地域で盛り上げて行く。
それによって、普段お付き合いする機会のなかった人たちとの絆ができ、
地域が活性化していくきっかけになるのでは、と期待しております。

「無縁社会」などと呼ばれ、人との絆が薄くなっている中、
『うまれる』を通して、命や家族、絆を語り合う場にしていただければと
スタッフ一同願っております。

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私はこの映画の自主上映によって『地域を越える、人がつながる』
という場を作れるという所にとても興味を持ちました。
私は、結婚して数年後にこの東村山市に引っ越してきました。
多分、余程の事がない限りは生涯、東村山に住み続けると思います。
この先、この地に住んでいてこれからどれだけの地域の人と
知り合い、関わる事があるでしょうか?
子供が幼稚園、学校と成長するにあたって
それに応じた付き合いが増え、
その度に関係が広がっていくとは思います。
でもそれはあくまでも子供主体の付き合いであり、それに留まり、
受身ばかりの付き合いなのだと予想しています。
もっと自分から動いて繋がりを広げる事はできないのだろうか?
この映画の自主上映企画、運営をする事によって
新しい出会いを作る事ができるかも知れない。
新しく出会った人から私が学び得て、
成長する事がたくさんあるかも知れない。
そう思ったらこの映画の自主上映を絶対、
私が住んでいるこの地域でやってみたくなったのです。

また、自主上映に向けて私の意欲をかき立てたこんな話もあります。
この映画の自主上映を企画し始めた頃、
私の友人がこんな事を言っていました。

私って結構、『独育て』な状況かも・・・。

友人は私の娘と同じ年のお子さんが1人、ご主人と3人暮らし。
近所に友達もいなくてご主人も仕事が忙しく帰宅も遅い。
いつも子供と2人で過ごしている事で子供にとって
良くないのではと不安になったそうです。
私は彼女の友人の1人として、
どうしてこんな事を言わせてしまったのだろうと
物凄く反省しました。
なんでもっと彼女を気にかけてやれなかったのだろうか。
話し上手で友達を作るのが上手な人ばかりではない。
思い切って色々な場所に出掛ける事に勇気が物凄くいる人だっている。
もしかしたら私が住んでいるこの地域にだって
そんな風に思っている人がいるかも知れない。
私の友人のような人がいるのではと思うと、
私はもう、居ても立ってもいられない、ほうっては置けない気分です。
この映画を自主上映する為に私が動いた結果として、
いるかどうかは解らないけど、そんなもしかしたら?な状況な人と
1人でも多く出会えたら物凄く嬉しい事なんだと思っています。





私と映画との出会い

私が初めてこの映画の事を知ったのは
娘を出産して少し経った頃だったと思います。
私はインターネット上の色々な子育てブログを読む事が好きで
よくブログランキングサイトの育児カテゴリの中から
色々なブログを読んでいます。
この映画もある育児ブログを読んでいて知りました。
そのブログは18トリソミーという障害を持つ赤ちゃんを妊娠中の方でした。
この『うまれる』という映画の中にも18トリソミーの
お子さんを持つご家族が出演されているからです。
その頃は私も初めての子供である娘を出産したばかり、
何もかもが初めてで、毎日がいっぱいいっぱいでした。
余裕がない自分というのはこういう私の事だと
言わんばかりの生活をしていました。
私の娘は有難い事に何の障害もなく、
それどころか風邪も滅多にひかないような元気な娘なのですが、
そんな娘を育てるのでさえこんなに大変なのに、
こんな障害を持って産まれてきた子の子育てはどんなに大変だろうか?
と思いながらこのブログを毎日のように読んでいました。
このブログではこの映画に出てくる18トリソミーのお子さんが
どんなに頑張り屋さんか、どんなに凄いのかが書いてありました。
私もこのブログを読んでいただけあってこの映画に興味を持ちました。
多分、観てみたいと思ったと思います。
でもその頃の私は毎日に余裕のない私だったので、
いつの間にかこの映画の事はすっかり頭の隅の方に押しやられて、
いつの間にか忘れ去っていました。


再びこの映画に目が留まったのは映画公開から2年以上、
2人目の子供の息子を出産してからです。
今度は私の友人のブログからでした。
友人は映画の事を知って観に行き、
その感想をブログに書き留めていました。
前回、私がこの映画の事を知った時は18トリソミーの
お子さんの話を気に留めていたのですが、
友人のブログによると、どうやらそれだけじゃないらしい事がわかりました。
命とはを問いかける映画である事、
自分の子供が産まれてきてくれた事への感謝、
自分を産んでくれた両親への感謝の気持ちを
再確認する事ができた映画だったとわかりました。
友人は3歳と1歳の2人の兄弟の母親なのですが、
毎日ヤンチャ息子達にテンヤワンヤの毎日でそういった気持ちを
つい忘れがちだったけどこの映画を観た後、
すぐに2人の息子を抱きしめる程、感動し涙したそうです。
私は2人の子育てになって2年前より益々、大変になったのに
何故かこの映画を観たいという気持ちが忘れられなくなりました。
多分、自分が直接知っている人が観て来て感動した
という話が影響しているとは思うけどそれだけじゃない、
もちろん2年前に読んでいたブログの事も思い返していました。
早速、自分もこの映画を観る為には何処に行けば良いのかを調べる為に
初めて私はインターネットの映画公式サイトを見る事となったのです。





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